1975年(昭和50年)みんなが耳する名曲の数々が生まれ始める
長く続いたベトナム戦争が終結を迎え、中東も一応の収束状態、仮初ながら世界は危機を乗り越え落ち着きを取り戻しつつある1975年、日本もまたオイルショックのダメージで倒産する会社こそあったものの、大きな出来事もなく落ち着いていました。
世相も大きな出来事はなく、日本復帰後の沖縄振興のひとつ、沖縄海洋博はあまり振るわずに終了、しかしその裏では北朝鮮による拉致が各地で発生したのがこの時期、平成になってその事実が知られるまで国民はその危険性に感づいていなかったのです。
この年に大切な出来事に昭和天皇の訪米がありました。天皇陛下の感謝の言葉で米国の世論を大きく動かし、日本という国の特別な存在感を示されました。嬉しことに時代が変わろうとも、昔も今も日本人の心根は少しも変わっていないのです。
https://www.youtube.com/watch?v=8Vew2IHmwBw
国内の音楽の裾野は大きく広がり、現在のJ-POPの元となるニューミュージックが徐々に広まりを見せ、逆にフォークソングは全盛期の勢いが衰えてきます。しかし全体としては、歌謡曲、演歌、フォークソング、ニューミュージック、ロック、アイドル曲、そこに洋楽やアニメソングが加わって名曲が次々生まれる好循環となっています。
日本は空前のスーパーカーブームを迎える直前、ロータスヨーロッパ、フェラーリ365GT、ランボルギーニ・カウンタック、マセラティ・ボーラ、ランチア・ストラトス、ポルシェカレラRS2.7とあこがれの車が多数誕生します。
その中で気勢を吐いていたのが、燃費無視したマツダロータリーのコスモです。
https://www.youtube.com/watch?v=w2BQAPbMDXY
1.荒井由実 / ルージュの伝言 / あの日にかえりたい
デビューから次々名曲を発表し続ける彼女、その中でも代表曲となるのが「ルージュの伝言」でJ-POPそのもののような曲です。
「魔女の宅急便」のOPでも有名です。もうひとつが、ゆったりとしたシティポップのような「あの日にかえりたい」です。
曲調が全く違いますが、誰もが聴いたことがあり、いつまで経っても古さを全く感じさせない、時代を超えていく名曲です。
思わず口付さんで見入ってしまう魅力的なライブ、ポップなピアノのメロディが耳に残ります
https://www.youtube.com/watch?v=ZS6eNJPVvoE
コーラスが雰囲気を最高に盛り上げ、彼女の歌声が力強く響く、歌詞がぐっと心にくるライブです
https://www.youtube.com/watch?v=2qJnqZenIFY
2.The Stylistics / Can't Give You Anything (But My Love) / 愛がすべて
伝説のディスコソング、ギャッツビーのCMでも使われるすごく有名な曲で、伸びやかなメロディがたまらなく良いです。
荒井由実さんを始めとする当時の日本の楽曲に影響を与えた曲で、ファウルセットで歌われると男性の声に聞こえません。
ギャッツビーのイメージが強くなりすぎてしまいましたが、原曲はすごく良いのでぜひ聞いてみてください。
トランペットで幕をあける出だしがとても好き、当時ののんびりとしたステップが最高です
https://www.youtube.com/watch?v=AWDF8lMf9Uc
3.バンバン / ばんばひろふみ / いちご白書をもう一度
当時売れなかったバンバンが、荒井由実の作詞作曲のこの曲の提供を受け、一気に人気となったフォークソングの名曲です。
学生運動の体験談を聞きそれを元に作り上げた曲で、当時の時代背景が非常に色濃く出て、強い寂しさを感じます。
学生運動が青春だったけど、結局その思いは消えうせ幻でしか無かった、でもそれをただ懐かしむのはおかしいと思います。
バンバンのレコード音源、青春が学生運動と切り離せない、それを思い出し反省し後悔出来ないなら、この曲は罪深いです
https://www.youtube.com/watch?v=XJOEfGApwOo
冒頭の映像が、今に続く日本のねじれを強く感じる松任谷由実のライブ、口先の理想が生み出すのが、テロリストや北朝鮮のような国だと忘れてはいけません
https://www.youtube.com/watch?v=DX16jjF5KgU
4.Aerosmith / Walk This Way
どこで聞いたか思い出せないけど、確実にみんなが知ってる冒頭のベース、ノリノリのギターが響くロックです。
「アルマゲドン」の主題歌と並ぶ代表曲で、ライブのパフォーマンスがど派手で最高です。
後にラップのRun DMCがカバー、エアロ・スミスとコラボした楽しいMVもあるので、ぜひご覧ください。
ソロギターのすごさと、それを凌駕するボーカルのパフォーマンス、熱気が伝わるライブです
https://www.youtube.com/watch?v=pL4uESRCnv8
こっちも最高、甲乙つがたい争いの中で、2つのバンドがミックスされていくMVです
https://www.youtube.com/watch?v=4B_UYYPb-Gk
5.オフ・コース / 眠れぬ夜
当時鳴かず飛ばずだった小田和正率いるオフ・コースが、テンポを早め編曲したこの曲でスマッシュヒットします。
シンセと合わさるクリアで透き通るような歌声、魅了する歌声で小田和正の伝説が始まったのです。
当初は望まなかった編曲によって曲調が大きく変わり、大ヒット曲を次々生み出すきっかけとなった大切な曲です。
後のJ-POPに繋がる透き通った音質とコーラス、彼の歌声全てが相まって完成される曲です
https://www.youtube.com/watch?v=3571xM9Ri8o
6へ行く前に、この年デビューしたアイドルの水着特集NO.3
この年デビューしたアイドルは先に続く方が少なく、後まで活躍できた方が少ない状況となっています。
逆に「杉田かおる」「大竹しのぶ」といった女優がアイドルデビュー、女優とアイドル両方の顔を持つ方が生まれてきます。
その中で「岡田奈々」「片平なぎさ」はアイドルから女優へ転身し長く活躍、知ってる人も比較的多い方です。
水着で歌う「岡田奈々」
https://www.youtube.com/watch?v=_s2nld4XJAQ
「片平なぎさ」の写真集と当時の彼女の曲
https://www.youtube.com/watch?v=iIRP_1nJkn8
この年ブレイクが始まった「キャンディーズ」の水着
https://www.youtube.com/watch?v=Ee7eRAkJkAQ
6.John Lennon / Stand By Me
スタンド・バイ・ミーは言わずと知れた同名の映画の主題歌で、オリジナルは1961年のベン・E・キングの曲です。
この年にジョン・レノンがカバーし大ヒット、世に知られるきっかけになるのです。
そして1986年には映画が誕生、後にまで語られる名作中の名作となり、曲の地位も不動のものになります。
ジョン・レノンのスタンド・バイ・ミー、近年になって作られたMV、かなり恥ずかしいシーンがある
https://www.youtube.com/watch?v=YqB8Dm65X18
オリジナルベン・E・キングのスタンド・バイ・ミー、やっぱりこっちのほうが馴染みがあります
https://www.youtube.com/watch?v=dTd2ylacYNU
映画のダイジェストと和訳字幕版、映画に見入って歌詞が目に入らなくなってしまいます
https://www.youtube.com/watch?v=guUSSYSh9dw
7.ダウン・タウン・ブギウギ・バンド / 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ / カッコマン・ブギ
この年一世風靡したのが彼らで、港のヨーコのフレーズが流行語になるなど、社会現象を巻き起こします。
いかつい出で立ちなのに、曲調はコミックバンドというギャップが受け、紅白出場するほどの人気を獲得します。
結果として、コミックソングばかりを求められる用になり、ロカビリーが色物扱いされる原因にもなってしまうのです。
歌詞のフレース「アンタあの娘の何なのさ」が流行語になった「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
https://www.youtube.com/watch?v=avC7-ljlWus
〇〇ブギシリーズのなかでいちばん有名な「カッコマン・ブギ」ノリノリのロカビリーです
https://www.youtube.com/watch?v=A58IH7gEoM0
8.Bay City Rollers / Saturday Night
これ以上無いくらいノリノリになれるポップ・ロックの名曲、サタデー・ナイトは誰もが聞いたことがあると思います。
しかし英国で人気が出ず、米国で大ブレイク、土曜日の夜に踊り明かした人たちの圧倒的な支持があったのでしょう。
残念ながらボーカルのレスリー・マッコーエンは2021年になくなくなられているようです。
当時のライブは女の子たちでいっぱい、みんな子供のようにはしゃいで、ラストはもう絶叫です
https://www.youtube.com/watch?v=57g5Z_3kXOE
9.沢田研二 / 時の過ぎ行くままに
当時絶大な人気を集めていたジュリーこそ沢田研二、その彼のたくさんある曲の中でも独特の雰囲気を感じる曲です。
歌謡曲、フォークソング、演歌、バラード、どれにも感じさせるのと同時に、圧倒的な歌唱力に聴き入ってしまいます。
ドラマ「悪魔のようなあいつ」の挿入歌、数々の賞を獲得し紅白に出場した名曲です。
身を悶えるように高音へと駆け上がるサビ、何とも言えない魅力のある歌声です
https://www.youtube.com/watch?v=I7EzMEQKGCw
10.Queen / Bohemian Rhapsody
Queenの圧倒的な伝説そのもの、現在全世界で15億回が再生されるのは前人未到、間違いなくこれからも伸びるでしょう。
アカペラ、オペラ、バラードの複雑な構成からなるメロディは、言葉で表せる範疇を超えています。
未だにどう理解するべきか分からず戸惑う歌詞、答えを掴めないもどかしさの中で聴いてしまいます。
公式のMV、世界で最初に作られたMVと言われるもので、当時は強烈なインパクトがあったそうです
https://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ
和訳されたライブ、この歌詞や表現にどんな意味が重ねられているのか、分からないことが多すぎます
https://www.youtube.com/watch?v=JprosyKBSlo
11に行く前にこの年のこの曲番外編NO,4
当時のドイツでは、後にテクノと呼ばれる電子音を奏でる音楽が誕生し、その最初期に登場した曲です。
後のYMOの源流にもなりますが、シンセの音やコンピュータ音が溢れてる時代には、退屈な曲です。
しかも22分を超える長さ、メリハリや抑揚のない単調なリズム、私は好きになれませんでした。
Kraftwerk / Autobahn
https://www.youtube.com/watch?v=vkOZNJYAZ7c
11.キャンディーズ / 年下の男の子
当時のアイドル曲の筆頭で、3人組アイドル「キャンディーズ」を大ブレイクさせた曲です。
古さを感じさせながらも、丁寧に組み上げられた伴奏とポップなリズム、自然と好きになっていきます。
洗練された綺麗さは感じませんが、ギラギラしてなくてホッと出来る可愛さが、当時のアイドルです。
キャンディーズの可愛らしい振り付けは、当時滅茶苦茶流行って、みんな真似したらしいです
https://www.youtube.com/watch?v=7TkDjPdwdbA
アン・ルイス、サザンの原 由子、松任谷由実のクリスマスコラボ、見つけて驚き、最高の編曲に感動
https://www.youtube.com/watch?v=mwTDdWBALEg
12.CARPENTERS / Please Mr. Postman
ポストの前で郵便屋さんに声をかけ、彼からの手紙を待ち焦がれる女の子の情景が浮かぶ、ものすごく可愛らしい曲です。
1961年に誕生した曲をカーペンターズがカバー、古い時代の手紙のやり取りは不便ながら優雅にも感じてしまいます。
原曲マーヴェレッツと聴き比べして、歌詞を見て楽しんで頂け欲しい可愛らしい歌詞の曲です。
カーペンターズの2人がディズニーランドで歌うMV
https://www.youtube.com/watch?v=dcLbS0yxzdk
オリジナル、マーヴェレッツのパワフルポストマン
https://www.youtube.com/watch?v=425GpjTSlS4
和訳された歌詞が可愛すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=gWYTWclw8pU
13.イルカ / なごり雪
駅のホームでの一コマを3章で綴る曲、言葉少ない歌詞にも関わらず、情景や心情を細かく映し出してます。
なごり雪が降るときを知り、この一文で、冬の名残でしかない雪が、別れを惜しむ彼の心と重なるのです。
伊勢正三が作詞作曲、南こうせつが歌い、イルカがカバー、なので3人が揃うライブは意味も価値もあるのです。
別れの痛みに堪える曲だから、あえてサビを抑えて歌うイルカ、深く心に響くのは彼女が歌うときだけだと思ってます
https://www.youtube.com/watch?v=q0gEn0Q7QX4
秦基博のなごり雪、驚くほど上手いですが、ひとりホームに残された男はこんな風に歌うでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=iey2se5ggOo
鬼束ちひろのなごり雪、雪を感じず、遠くに輝く光を感じます。たくましく力強い彼女自身の曲になってます
https://www.youtube.com/watch?v=NyCZ_FfpLE0
14.Eric Carmen / All By MySelf
大失恋の後に感じる苦しい心の内を歌う切ないバラード、後に映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の主題歌になります。
男性が歌うと現実を受け入れられない悲痛な叫びになり、女性が歌うと現実を受け入れて苦しむ曲に感じます。
今回3つの動画紹介しますが、自分も含め人の脆さというのを浮き彫りにしてしまう歌詞です。
オリジナル「エリック・カメルン」の和訳、映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=r1JkULEqV2o
「ブリジット・ジョーンズの日記」では「ジェイミー・オニール」が歌っています
https://www.youtube.com/watch?v=aLdQ-BGsLYo
「セリーヌ・ディオン」2010年のカバー、大勢の前で自分の限界との戦い、歌詞とは違う凄みを感じます
https://www.youtube.com/watch?v=tT2gVblzFvY
15.アリス / 今はもうだれも
「谷村新司」と「堀内孝雄」のWボーカルにドラムの「矢沢透」がカバー、彼らの初ヒットとなった曲です。
オリジナルは1969年「ウッディ・ウー」が発表した曲で、風を感じるような曲調が往年のJ-POPのようです。
50年以上前の曲ですが、オリジナルもアリス版も今の歌と変わらない魅力の片鱗を感じさせてくれます。
アリスのライブ、息がぴったりのふたりのコーラスがすごく良いです
https://www.youtube.com/watch?v=4QwP3p9Zz8s
ウッディ・ウーのレコード音源、出る時代を間違えたんじゃないかと思うほど洗練されてます
https://www.youtube.com/watch?v=zURxz1TGxbM
16に行く前に、この年の特撮&アニメ特集NO,3
特撮が大きく減り始めたのがこの年からで、ウルトラマンシリーズが前年を持って終了、仮面ライダーストロンガーも伸び悩み、コンドールマン、アクマイザー3はマイナー、その中で秘密戦隊ゴレンジャーが誕生し、戦隊モノが主流となっていきます。
特撮の元祖と呼べるゴジラも「メカゴジラの逆襲」を持って終了となり、大きく飛躍が始まるのがアニメ、天才バカボン、ガンバの冒険、フランダースの犬、まんが日本昔話、一休さん、タイムボカン、さらにロボットものが名を連ね、ジャンルも増え始めるのです。
敵味方全てが、あまりにダサすぎた仮面ライダーストロンガー第1話
https://www.youtube.com/watch?v=9eY6r90gGg0
劇場版ゴジラから始まる15作品目の予告、これで第1シリーズ終了となる
https://www.youtube.com/watch?v=tgpxRVCNEoI
見出したら止まらなくなる、この年最高のアニメ「ガンバの冒険」1~3話
https://www.youtube.com/watch?v=qGs7gPCGWMQ
16.KC & The Sunshine Band / That's The Way (I Like It)
みんな聴いたことあるだろう有名なディスコナンバー、リズミカルなファンクとクラシカルなダンスの良さが詰まってます。
トランペット、サックス、トロンボーンの旋律とコーラスが合わさって、気持ち良さも倍増してます。
往年のディスコナンバー、自然と体が動き出してしまうのは私だけでしょうか?
右から左から、様々方向からコーラスや伴奏が聞こえてくるライブ、生演奏ならではです
https://www.youtube.com/watch?v=O0_H3F84Yjk
17.Sugar Babe / Down Town
後にシティ・ポップのジャンルを築き上げる「山下達郎」のバンド時代がシュガーベイブです。
その中でも特に街に行きたくなるポップな曲で、言われなければ、この年の曲だと誰も思わないでしょう。
「およげたいやきくん」大ヒットした同じ年の曲、それを考えると、時代を先取りした事が分かる神がかってるメロディです。
心地良い日差しを浴びながら街を歩くような、気持ち良くて爽やかな曲です
https://www.youtube.com/watch?v=fH-98i5J6ME
18.子門真人 / およげたいやきくん
このまま「およげたいやきくん」の紹介です。今では懐かしい「ひらけ!ポンキッキ」がプロデュースした曲です。
歌うのは「子門真人」でアニソン御三家の一角、とてつもなく力強い歌声はこの曲にぴったり、ただ450万枚売れた伝説的魅力がこの曲にあるのかと言われると、正直分かりません。
今聴くと、サラリーマンの悲哀を感じさせるような歌詞はちょっと泣けて、子供の頃のように耳から離れなくなります。
彼の歌声だからこそインパクトが強く、今までの日本のどの曲も太刀打ちできないすざましいセールスに繋がったのかも知れません
https://www.youtube.com/watch?v=Cfz3CcmTROY
19.Olivia Newton-John / Have You Never Been Mellow / そよ風の誘惑
聡明で美しいシンガー「オリビア・ニュートンジョン」の天使のような歌声、それを存分に聞かせるのがこの曲です。
日本では「そよ風の誘惑」として発売され、古今問わず誰もが何度も耳にしたことがあるメロディと歌声のはずです。
2015年の福島での震災追悼公演を行い日本に寄り添い続けた彼女は、20年近く乳がんと闘い、2022年8月8日に永眠しました。
1975年の彼女のライブ、永遠となってしまった歌声が心に響きます
https://www.youtube.com/watch?v=4IFQZyxxyyM
日本語訳、彼女の行動力と深い愛情にどれだけの人が救われたか、計り知れません
https://www.youtube.com/watch?v=1B2_Vyvazts
20.ハイ・ファイ・セット / スカイレストラン / 卒業写真
「ハイ・ファイ・セット」は山本潤子の大人の女性を感じさせるボーカルと、荒井由実が提供する曲で有名になります。
「翼をください」を作詞作曲したのが山本潤子で「赤い鳥」解散後に立ち上げたのがこのグループです。
今でもファンが多くいる彼女の歌声は、70年代に青春を生きた人たちの心深くに染み渡ったのでしょう。
落ち着いてお洒落な大人のメロディー「スカイレストラン」今こうした曲はほぼ消えて、歌えるシンガーも少ないでしょう
https://www.youtube.com/watch?v=qqGirW0zqvY
松任谷由実の名曲としても名高い「卒業写真」山本潤子の歌声だと綺麗で切なく感じます
https://www.youtube.com/watch?v=gQwdxW8myRw
松任谷由実の卒業写真、なんか可愛らしい歌声なのにすごく切ないです
https://www.youtube.com/watch?v=qOd2ojqftQ8
21へ行く前に、曲数が増えてきたので一休み
この年に生まれた伝説のドラマが「太陽にほえろ!」で、もはや昭和の伝説そのもののような作品です。
体当たりのアクションとそれぞれのテーマ曲、〇〇デカ、七曲署と名シーンや名台詞も多数生まれました。
なんか、見られる動画があったので、全てが昭和の世界を楽しんでみてください。リクエストあればその先も探します。
第1話
https://www.aparat.com/v/GBXJq/
第2話
https://rutube.ru/video/96f208e5fe8d74d5de8fc02f275c3336/
第3話
https://rutube.ru/video/6dfed938e7684431da6038e85eb6b41a/
21.チューリップ / サボテンの花
1993年のドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌で、リバイバルヒットした超名曲、1975年に発表された曲です。
優しい歌声とゆったり時が流れていくようなメロディは、切ないながら懐かしさを感じます。
愛は傷ついて、この一言で何が起きたか表せるほど繊細な歌詞、言葉で表せない感情と情景が浮かんできます。
チューリップボーカル「財津和夫」のライブ
https://www.youtube.com/watch?v=NQqzxcZxdPI
22.Abba / Mamma Mia / SOS
アバの大躍進は止まらず、大ヒットを連発、マンマ・ミーアを初めて聞いたのはもう何十年前だか分からないです。
ずっと変わらず色んな年代の人たちが聴いて好きになる。私も生まれてないですから何代目のファンだか分かりません。
SOSはアバの中でも切ない歌声とメロディ、一度聴き出すとリピートしたくなるコーラスがたまらなく良いです。
冒頭独特のメロディですぐマンマ・ミーアだって分かる、フリフリの足元がいいのにちょっとしか映らないのが悔しい
https://www.youtube.com/watch?v=unfzfe8f9NI
いつもと違うソロからのコーラス、この変化が大好きなSOS、4Kで補完したMVが見られるいい時代です
https://www.youtube.com/watch?v=cvChjHcABPA
深刻な恋人との亀裂、切ないSOSの歌詞、当時のライブと和訳でご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=R466Uf45LLY
24.布施明 / シクラメンのかほり
布施明と言ったらこの曲、彼の代表曲でレコード大賞を取り紅白出場と大ヒット、時代を代表する曲でもあります。
寂しい曲調は当時好まれたもの、遠くまで響き渡る彼の歌声は特別、古い歌ですが惹きつけられ最後まで聴き入るでしょう。
曲というのは様々ですが、表現したいものを極めた曲と歌声のひとつだと思います。
時代は超えないけど、時代に留まって強く咲き続ける、そんな表現がぴったりの曲です
https://www.youtube.com/watch?v=wGVVJXvSWC0
25.Minnie Riperton / Lovin’ You
この年2人目、はるか遠くまで響く天使の歌声を持つシンガーとして紹介したいのが「ミニー・リパートン」です。
彼女のとんでもない幅広い声域を持つ歌声が知られるきっかけとなった曲で、多くの方が知ってる名曲です。
残念ながら1979年に永眠、31歳という短い生涯でしたが、信じられない歌声はこれからも驚きを感じさせることでしょう。
マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンも影響を受けたのが、彼女の歌声です
https://www.youtube.com/watch?v=K7MqTrXwojk
26.中島みゆき / 時代
言わずと知れた彼女の名曲で、ひとつひとつの歌詞がたまらなく胸に響き、悲しみを慰め奮い立たせてくれます。
忘れてしまいたい事が増え、叶わぬ事が増え、それでも時代は巡って欲しいと、思い願うのが人間なのです。
あんな時代もあったよね、いつか話せる日が来るわ、だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
笑顔になれない中で生きる人たちに、一時の安らぎが訪れることを願ってやみません
https://www.youtube.com/watch?v=Einx20jgjn4
27.Rod Stewart / Sailing
この年のラストに選ぶのはこの曲、ロット・スチュワートのセーリング、人生の大海原へ漕ぎ出したみんなに宛てた曲です。
人生を大海や大空と重ね合わせて語る事がありますが、その中でも美しく穏やかで優しいのがこの曲、そして歌詞です。
聴いたことのある曲だと思いますし多くは語りませんが、感情の渦に飲み込まれそうな時、穏やかになれると思います。
公式MV、キラキラとした音源が追加されています
https://www.youtube.com/watch?v=FOt3oQ_k008
和訳のライブ音源、たくさんの人たちの合唱とともに
https://www.youtube.com/watch?v=p-LXrAYr080
今を生きてるからこそ、時代を彩る歌は心に響き、頭の片隅に残っていきます。
私もまだ生まれていませんが、今回紹介した曲は全部知っています。
人が生きた証としてどんな時も心震わせる名曲があり、年月を隔てず一瞬で超えてきます。
なので、古い事を楽しんでみてください。
生きた時代が違っても、人間の心に大きな隔たりはないと感じられるかもです。
さて次は1976年、私が生まれる前の年となります。
まだまだ時代は70年代、日本はどうなってるのか、楽しみですね。
世相も大きな出来事はなく、日本復帰後の沖縄振興のひとつ、沖縄海洋博はあまり振るわずに終了、しかしその裏では北朝鮮による拉致が各地で発生したのがこの時期、平成になってその事実が知られるまで国民はその危険性に感づいていなかったのです。
この年に大切な出来事に昭和天皇の訪米がありました。天皇陛下の感謝の言葉で米国の世論を大きく動かし、日本という国の特別な存在感を示されました。嬉しことに時代が変わろうとも、昔も今も日本人の心根は少しも変わっていないのです。
https://www.youtube.com/watch?v=8Vew2IHmwBw
国内の音楽の裾野は大きく広がり、現在のJ-POPの元となるニューミュージックが徐々に広まりを見せ、逆にフォークソングは全盛期の勢いが衰えてきます。しかし全体としては、歌謡曲、演歌、フォークソング、ニューミュージック、ロック、アイドル曲、そこに洋楽やアニメソングが加わって名曲が次々生まれる好循環となっています。
日本は空前のスーパーカーブームを迎える直前、ロータスヨーロッパ、フェラーリ365GT、ランボルギーニ・カウンタック、マセラティ・ボーラ、ランチア・ストラトス、ポルシェカレラRS2.7とあこがれの車が多数誕生します。
その中で気勢を吐いていたのが、燃費無視したマツダロータリーのコスモです。
https://www.youtube.com/watch?v=w2BQAPbMDXY
1.荒井由実 / ルージュの伝言 / あの日にかえりたい
デビューから次々名曲を発表し続ける彼女、その中でも代表曲となるのが「ルージュの伝言」でJ-POPそのもののような曲です。
「魔女の宅急便」のOPでも有名です。もうひとつが、ゆったりとしたシティポップのような「あの日にかえりたい」です。
曲調が全く違いますが、誰もが聴いたことがあり、いつまで経っても古さを全く感じさせない、時代を超えていく名曲です。
思わず口付さんで見入ってしまう魅力的なライブ、ポップなピアノのメロディが耳に残ります
https://www.youtube.com/watch?v=ZS6eNJPVvoE
コーラスが雰囲気を最高に盛り上げ、彼女の歌声が力強く響く、歌詞がぐっと心にくるライブです
https://www.youtube.com/watch?v=2qJnqZenIFY
2.The Stylistics / Can't Give You Anything (But My Love) / 愛がすべて
伝説のディスコソング、ギャッツビーのCMでも使われるすごく有名な曲で、伸びやかなメロディがたまらなく良いです。
荒井由実さんを始めとする当時の日本の楽曲に影響を与えた曲で、ファウルセットで歌われると男性の声に聞こえません。
ギャッツビーのイメージが強くなりすぎてしまいましたが、原曲はすごく良いのでぜひ聞いてみてください。
トランペットで幕をあける出だしがとても好き、当時ののんびりとしたステップが最高です
https://www.youtube.com/watch?v=AWDF8lMf9Uc
3.バンバン / ばんばひろふみ / いちご白書をもう一度
当時売れなかったバンバンが、荒井由実の作詞作曲のこの曲の提供を受け、一気に人気となったフォークソングの名曲です。
学生運動の体験談を聞きそれを元に作り上げた曲で、当時の時代背景が非常に色濃く出て、強い寂しさを感じます。
学生運動が青春だったけど、結局その思いは消えうせ幻でしか無かった、でもそれをただ懐かしむのはおかしいと思います。
バンバンのレコード音源、青春が学生運動と切り離せない、それを思い出し反省し後悔出来ないなら、この曲は罪深いです
https://www.youtube.com/watch?v=XJOEfGApwOo
冒頭の映像が、今に続く日本のねじれを強く感じる松任谷由実のライブ、口先の理想が生み出すのが、テロリストや北朝鮮のような国だと忘れてはいけません
https://www.youtube.com/watch?v=DX16jjF5KgU
4.Aerosmith / Walk This Way
どこで聞いたか思い出せないけど、確実にみんなが知ってる冒頭のベース、ノリノリのギターが響くロックです。
「アルマゲドン」の主題歌と並ぶ代表曲で、ライブのパフォーマンスがど派手で最高です。
後にラップのRun DMCがカバー、エアロ・スミスとコラボした楽しいMVもあるので、ぜひご覧ください。
ソロギターのすごさと、それを凌駕するボーカルのパフォーマンス、熱気が伝わるライブです
https://www.youtube.com/watch?v=pL4uESRCnv8
こっちも最高、甲乙つがたい争いの中で、2つのバンドがミックスされていくMVです
https://www.youtube.com/watch?v=4B_UYYPb-Gk
5.オフ・コース / 眠れぬ夜
当時鳴かず飛ばずだった小田和正率いるオフ・コースが、テンポを早め編曲したこの曲でスマッシュヒットします。
シンセと合わさるクリアで透き通るような歌声、魅了する歌声で小田和正の伝説が始まったのです。
当初は望まなかった編曲によって曲調が大きく変わり、大ヒット曲を次々生み出すきっかけとなった大切な曲です。
後のJ-POPに繋がる透き通った音質とコーラス、彼の歌声全てが相まって完成される曲です
https://www.youtube.com/watch?v=3571xM9Ri8o
6へ行く前に、この年デビューしたアイドルの水着特集NO.3
この年デビューしたアイドルは先に続く方が少なく、後まで活躍できた方が少ない状況となっています。
逆に「杉田かおる」「大竹しのぶ」といった女優がアイドルデビュー、女優とアイドル両方の顔を持つ方が生まれてきます。
その中で「岡田奈々」「片平なぎさ」はアイドルから女優へ転身し長く活躍、知ってる人も比較的多い方です。
水着で歌う「岡田奈々」
https://www.youtube.com/watch?v=_s2nld4XJAQ
「片平なぎさ」の写真集と当時の彼女の曲
https://www.youtube.com/watch?v=iIRP_1nJkn8
この年ブレイクが始まった「キャンディーズ」の水着
https://www.youtube.com/watch?v=Ee7eRAkJkAQ
6.John Lennon / Stand By Me
スタンド・バイ・ミーは言わずと知れた同名の映画の主題歌で、オリジナルは1961年のベン・E・キングの曲です。
この年にジョン・レノンがカバーし大ヒット、世に知られるきっかけになるのです。
そして1986年には映画が誕生、後にまで語られる名作中の名作となり、曲の地位も不動のものになります。
ジョン・レノンのスタンド・バイ・ミー、近年になって作られたMV、かなり恥ずかしいシーンがある
https://www.youtube.com/watch?v=YqB8Dm65X18
オリジナルベン・E・キングのスタンド・バイ・ミー、やっぱりこっちのほうが馴染みがあります
https://www.youtube.com/watch?v=dTd2ylacYNU
映画のダイジェストと和訳字幕版、映画に見入って歌詞が目に入らなくなってしまいます
https://www.youtube.com/watch?v=guUSSYSh9dw
7.ダウン・タウン・ブギウギ・バンド / 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ / カッコマン・ブギ
この年一世風靡したのが彼らで、港のヨーコのフレーズが流行語になるなど、社会現象を巻き起こします。
いかつい出で立ちなのに、曲調はコミックバンドというギャップが受け、紅白出場するほどの人気を獲得します。
結果として、コミックソングばかりを求められる用になり、ロカビリーが色物扱いされる原因にもなってしまうのです。
歌詞のフレース「アンタあの娘の何なのさ」が流行語になった「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
https://www.youtube.com/watch?v=avC7-ljlWus
〇〇ブギシリーズのなかでいちばん有名な「カッコマン・ブギ」ノリノリのロカビリーです
https://www.youtube.com/watch?v=A58IH7gEoM0
8.Bay City Rollers / Saturday Night
これ以上無いくらいノリノリになれるポップ・ロックの名曲、サタデー・ナイトは誰もが聞いたことがあると思います。
しかし英国で人気が出ず、米国で大ブレイク、土曜日の夜に踊り明かした人たちの圧倒的な支持があったのでしょう。
残念ながらボーカルのレスリー・マッコーエンは2021年になくなくなられているようです。
当時のライブは女の子たちでいっぱい、みんな子供のようにはしゃいで、ラストはもう絶叫です
https://www.youtube.com/watch?v=57g5Z_3kXOE
9.沢田研二 / 時の過ぎ行くままに
当時絶大な人気を集めていたジュリーこそ沢田研二、その彼のたくさんある曲の中でも独特の雰囲気を感じる曲です。
歌謡曲、フォークソング、演歌、バラード、どれにも感じさせるのと同時に、圧倒的な歌唱力に聴き入ってしまいます。
ドラマ「悪魔のようなあいつ」の挿入歌、数々の賞を獲得し紅白に出場した名曲です。
身を悶えるように高音へと駆け上がるサビ、何とも言えない魅力のある歌声です
https://www.youtube.com/watch?v=I7EzMEQKGCw
10.Queen / Bohemian Rhapsody
Queenの圧倒的な伝説そのもの、現在全世界で15億回が再生されるのは前人未到、間違いなくこれからも伸びるでしょう。
アカペラ、オペラ、バラードの複雑な構成からなるメロディは、言葉で表せる範疇を超えています。
未だにどう理解するべきか分からず戸惑う歌詞、答えを掴めないもどかしさの中で聴いてしまいます。
公式のMV、世界で最初に作られたMVと言われるもので、当時は強烈なインパクトがあったそうです
https://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ
和訳されたライブ、この歌詞や表現にどんな意味が重ねられているのか、分からないことが多すぎます
https://www.youtube.com/watch?v=JprosyKBSlo
11に行く前にこの年のこの曲番外編NO,4
当時のドイツでは、後にテクノと呼ばれる電子音を奏でる音楽が誕生し、その最初期に登場した曲です。
後のYMOの源流にもなりますが、シンセの音やコンピュータ音が溢れてる時代には、退屈な曲です。
しかも22分を超える長さ、メリハリや抑揚のない単調なリズム、私は好きになれませんでした。
Kraftwerk / Autobahn
https://www.youtube.com/watch?v=vkOZNJYAZ7c
11.キャンディーズ / 年下の男の子
当時のアイドル曲の筆頭で、3人組アイドル「キャンディーズ」を大ブレイクさせた曲です。
古さを感じさせながらも、丁寧に組み上げられた伴奏とポップなリズム、自然と好きになっていきます。
洗練された綺麗さは感じませんが、ギラギラしてなくてホッと出来る可愛さが、当時のアイドルです。
キャンディーズの可愛らしい振り付けは、当時滅茶苦茶流行って、みんな真似したらしいです
https://www.youtube.com/watch?v=7TkDjPdwdbA
アン・ルイス、サザンの原 由子、松任谷由実のクリスマスコラボ、見つけて驚き、最高の編曲に感動
https://www.youtube.com/watch?v=mwTDdWBALEg
12.CARPENTERS / Please Mr. Postman
ポストの前で郵便屋さんに声をかけ、彼からの手紙を待ち焦がれる女の子の情景が浮かぶ、ものすごく可愛らしい曲です。
1961年に誕生した曲をカーペンターズがカバー、古い時代の手紙のやり取りは不便ながら優雅にも感じてしまいます。
原曲マーヴェレッツと聴き比べして、歌詞を見て楽しんで頂け欲しい可愛らしい歌詞の曲です。
カーペンターズの2人がディズニーランドで歌うMV
https://www.youtube.com/watch?v=dcLbS0yxzdk
オリジナル、マーヴェレッツのパワフルポストマン
https://www.youtube.com/watch?v=425GpjTSlS4
和訳された歌詞が可愛すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=gWYTWclw8pU
13.イルカ / なごり雪
駅のホームでの一コマを3章で綴る曲、言葉少ない歌詞にも関わらず、情景や心情を細かく映し出してます。
なごり雪が降るときを知り、この一文で、冬の名残でしかない雪が、別れを惜しむ彼の心と重なるのです。
伊勢正三が作詞作曲、南こうせつが歌い、イルカがカバー、なので3人が揃うライブは意味も価値もあるのです。
別れの痛みに堪える曲だから、あえてサビを抑えて歌うイルカ、深く心に響くのは彼女が歌うときだけだと思ってます
https://www.youtube.com/watch?v=q0gEn0Q7QX4
秦基博のなごり雪、驚くほど上手いですが、ひとりホームに残された男はこんな風に歌うでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=iey2se5ggOo
鬼束ちひろのなごり雪、雪を感じず、遠くに輝く光を感じます。たくましく力強い彼女自身の曲になってます
https://www.youtube.com/watch?v=NyCZ_FfpLE0
14.Eric Carmen / All By MySelf
大失恋の後に感じる苦しい心の内を歌う切ないバラード、後に映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の主題歌になります。
男性が歌うと現実を受け入れられない悲痛な叫びになり、女性が歌うと現実を受け入れて苦しむ曲に感じます。
今回3つの動画紹介しますが、自分も含め人の脆さというのを浮き彫りにしてしまう歌詞です。
オリジナル「エリック・カメルン」の和訳、映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=r1JkULEqV2o
「ブリジット・ジョーンズの日記」では「ジェイミー・オニール」が歌っています
https://www.youtube.com/watch?v=aLdQ-BGsLYo
「セリーヌ・ディオン」2010年のカバー、大勢の前で自分の限界との戦い、歌詞とは違う凄みを感じます
https://www.youtube.com/watch?v=tT2gVblzFvY
15.アリス / 今はもうだれも
「谷村新司」と「堀内孝雄」のWボーカルにドラムの「矢沢透」がカバー、彼らの初ヒットとなった曲です。
オリジナルは1969年「ウッディ・ウー」が発表した曲で、風を感じるような曲調が往年のJ-POPのようです。
50年以上前の曲ですが、オリジナルもアリス版も今の歌と変わらない魅力の片鱗を感じさせてくれます。
アリスのライブ、息がぴったりのふたりのコーラスがすごく良いです
https://www.youtube.com/watch?v=4QwP3p9Zz8s
ウッディ・ウーのレコード音源、出る時代を間違えたんじゃないかと思うほど洗練されてます
https://www.youtube.com/watch?v=zURxz1TGxbM
16に行く前に、この年の特撮&アニメ特集NO,3
特撮が大きく減り始めたのがこの年からで、ウルトラマンシリーズが前年を持って終了、仮面ライダーストロンガーも伸び悩み、コンドールマン、アクマイザー3はマイナー、その中で秘密戦隊ゴレンジャーが誕生し、戦隊モノが主流となっていきます。
特撮の元祖と呼べるゴジラも「メカゴジラの逆襲」を持って終了となり、大きく飛躍が始まるのがアニメ、天才バカボン、ガンバの冒険、フランダースの犬、まんが日本昔話、一休さん、タイムボカン、さらにロボットものが名を連ね、ジャンルも増え始めるのです。
敵味方全てが、あまりにダサすぎた仮面ライダーストロンガー第1話
https://www.youtube.com/watch?v=9eY6r90gGg0
劇場版ゴジラから始まる15作品目の予告、これで第1シリーズ終了となる
https://www.youtube.com/watch?v=tgpxRVCNEoI
見出したら止まらなくなる、この年最高のアニメ「ガンバの冒険」1~3話
https://www.youtube.com/watch?v=qGs7gPCGWMQ
16.KC & The Sunshine Band / That's The Way (I Like It)
みんな聴いたことあるだろう有名なディスコナンバー、リズミカルなファンクとクラシカルなダンスの良さが詰まってます。
トランペット、サックス、トロンボーンの旋律とコーラスが合わさって、気持ち良さも倍増してます。
往年のディスコナンバー、自然と体が動き出してしまうのは私だけでしょうか?
右から左から、様々方向からコーラスや伴奏が聞こえてくるライブ、生演奏ならではです
https://www.youtube.com/watch?v=O0_H3F84Yjk
17.Sugar Babe / Down Town
後にシティ・ポップのジャンルを築き上げる「山下達郎」のバンド時代がシュガーベイブです。
その中でも特に街に行きたくなるポップな曲で、言われなければ、この年の曲だと誰も思わないでしょう。
「およげたいやきくん」大ヒットした同じ年の曲、それを考えると、時代を先取りした事が分かる神がかってるメロディです。
心地良い日差しを浴びながら街を歩くような、気持ち良くて爽やかな曲です
https://www.youtube.com/watch?v=fH-98i5J6ME
18.子門真人 / およげたいやきくん
このまま「およげたいやきくん」の紹介です。今では懐かしい「ひらけ!ポンキッキ」がプロデュースした曲です。
歌うのは「子門真人」でアニソン御三家の一角、とてつもなく力強い歌声はこの曲にぴったり、ただ450万枚売れた伝説的魅力がこの曲にあるのかと言われると、正直分かりません。
今聴くと、サラリーマンの悲哀を感じさせるような歌詞はちょっと泣けて、子供の頃のように耳から離れなくなります。
彼の歌声だからこそインパクトが強く、今までの日本のどの曲も太刀打ちできないすざましいセールスに繋がったのかも知れません
https://www.youtube.com/watch?v=Cfz3CcmTROY
19.Olivia Newton-John / Have You Never Been Mellow / そよ風の誘惑
聡明で美しいシンガー「オリビア・ニュートンジョン」の天使のような歌声、それを存分に聞かせるのがこの曲です。
日本では「そよ風の誘惑」として発売され、古今問わず誰もが何度も耳にしたことがあるメロディと歌声のはずです。
2015年の福島での震災追悼公演を行い日本に寄り添い続けた彼女は、20年近く乳がんと闘い、2022年8月8日に永眠しました。
1975年の彼女のライブ、永遠となってしまった歌声が心に響きます
https://www.youtube.com/watch?v=4IFQZyxxyyM
日本語訳、彼女の行動力と深い愛情にどれだけの人が救われたか、計り知れません
https://www.youtube.com/watch?v=1B2_Vyvazts
20.ハイ・ファイ・セット / スカイレストラン / 卒業写真
「ハイ・ファイ・セット」は山本潤子の大人の女性を感じさせるボーカルと、荒井由実が提供する曲で有名になります。
「翼をください」を作詞作曲したのが山本潤子で「赤い鳥」解散後に立ち上げたのがこのグループです。
今でもファンが多くいる彼女の歌声は、70年代に青春を生きた人たちの心深くに染み渡ったのでしょう。
落ち着いてお洒落な大人のメロディー「スカイレストラン」今こうした曲はほぼ消えて、歌えるシンガーも少ないでしょう
https://www.youtube.com/watch?v=qqGirW0zqvY
松任谷由実の名曲としても名高い「卒業写真」山本潤子の歌声だと綺麗で切なく感じます
https://www.youtube.com/watch?v=gQwdxW8myRw
松任谷由実の卒業写真、なんか可愛らしい歌声なのにすごく切ないです
https://www.youtube.com/watch?v=qOd2ojqftQ8
21へ行く前に、曲数が増えてきたので一休み
この年に生まれた伝説のドラマが「太陽にほえろ!」で、もはや昭和の伝説そのもののような作品です。
体当たりのアクションとそれぞれのテーマ曲、〇〇デカ、七曲署と名シーンや名台詞も多数生まれました。
なんか、見られる動画があったので、全てが昭和の世界を楽しんでみてください。リクエストあればその先も探します。
第1話
https://www.aparat.com/v/GBXJq/
第2話
https://rutube.ru/video/96f208e5fe8d74d5de8fc02f275c3336/
第3話
https://rutube.ru/video/6dfed938e7684431da6038e85eb6b41a/
21.チューリップ / サボテンの花
1993年のドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌で、リバイバルヒットした超名曲、1975年に発表された曲です。
優しい歌声とゆったり時が流れていくようなメロディは、切ないながら懐かしさを感じます。
愛は傷ついて、この一言で何が起きたか表せるほど繊細な歌詞、言葉で表せない感情と情景が浮かんできます。
チューリップボーカル「財津和夫」のライブ
https://www.youtube.com/watch?v=NQqzxcZxdPI
22.Abba / Mamma Mia / SOS
アバの大躍進は止まらず、大ヒットを連発、マンマ・ミーアを初めて聞いたのはもう何十年前だか分からないです。
ずっと変わらず色んな年代の人たちが聴いて好きになる。私も生まれてないですから何代目のファンだか分かりません。
SOSはアバの中でも切ない歌声とメロディ、一度聴き出すとリピートしたくなるコーラスがたまらなく良いです。
冒頭独特のメロディですぐマンマ・ミーアだって分かる、フリフリの足元がいいのにちょっとしか映らないのが悔しい
https://www.youtube.com/watch?v=unfzfe8f9NI
いつもと違うソロからのコーラス、この変化が大好きなSOS、4Kで補完したMVが見られるいい時代です
https://www.youtube.com/watch?v=cvChjHcABPA
深刻な恋人との亀裂、切ないSOSの歌詞、当時のライブと和訳でご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=R466Uf45LLY
24.布施明 / シクラメンのかほり
布施明と言ったらこの曲、彼の代表曲でレコード大賞を取り紅白出場と大ヒット、時代を代表する曲でもあります。
寂しい曲調は当時好まれたもの、遠くまで響き渡る彼の歌声は特別、古い歌ですが惹きつけられ最後まで聴き入るでしょう。
曲というのは様々ですが、表現したいものを極めた曲と歌声のひとつだと思います。
時代は超えないけど、時代に留まって強く咲き続ける、そんな表現がぴったりの曲です
https://www.youtube.com/watch?v=wGVVJXvSWC0
25.Minnie Riperton / Lovin’ You
この年2人目、はるか遠くまで響く天使の歌声を持つシンガーとして紹介したいのが「ミニー・リパートン」です。
彼女のとんでもない幅広い声域を持つ歌声が知られるきっかけとなった曲で、多くの方が知ってる名曲です。
残念ながら1979年に永眠、31歳という短い生涯でしたが、信じられない歌声はこれからも驚きを感じさせることでしょう。
マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンも影響を受けたのが、彼女の歌声です
https://www.youtube.com/watch?v=K7MqTrXwojk
26.中島みゆき / 時代
言わずと知れた彼女の名曲で、ひとつひとつの歌詞がたまらなく胸に響き、悲しみを慰め奮い立たせてくれます。
忘れてしまいたい事が増え、叶わぬ事が増え、それでも時代は巡って欲しいと、思い願うのが人間なのです。
あんな時代もあったよね、いつか話せる日が来るわ、だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
笑顔になれない中で生きる人たちに、一時の安らぎが訪れることを願ってやみません
https://www.youtube.com/watch?v=Einx20jgjn4
27.Rod Stewart / Sailing
この年のラストに選ぶのはこの曲、ロット・スチュワートのセーリング、人生の大海原へ漕ぎ出したみんなに宛てた曲です。
人生を大海や大空と重ね合わせて語る事がありますが、その中でも美しく穏やかで優しいのがこの曲、そして歌詞です。
聴いたことのある曲だと思いますし多くは語りませんが、感情の渦に飲み込まれそうな時、穏やかになれると思います。
公式MV、キラキラとした音源が追加されています
https://www.youtube.com/watch?v=FOt3oQ_k008
和訳のライブ音源、たくさんの人たちの合唱とともに
https://www.youtube.com/watch?v=p-LXrAYr080
今を生きてるからこそ、時代を彩る歌は心に響き、頭の片隅に残っていきます。
私もまだ生まれていませんが、今回紹介した曲は全部知っています。
人が生きた証としてどんな時も心震わせる名曲があり、年月を隔てず一瞬で超えてきます。
なので、古い事を楽しんでみてください。
生きた時代が違っても、人間の心に大きな隔たりはないと感じられるかもです。
さて次は1976年、私が生まれる前の年となります。
まだまだ時代は70年代、日本はどうなってるのか、楽しみですね。
2 years ago