おばちゃんと(11)

BBQしてる最中に、携帯電話が鳴った。
マミコからだった。
元々、マミコと会う約束をしていてそれに合わせて帰省していた。
「明日、忘れんといてよ」
「わかった」
輪に戻ろうと振り返ると、おばちゃんがいた。
「彼女?」
おばちゃんがニヤっと笑った。
「友達だって。明日会う約束してて」
翌日にはおばちゃんも帰るし、ユリもカズも予定があると言っていた。
「ホントに〜?昔から、なんにも教えてくれないし」
嘘が下手なのか、おばちゃんに見抜かれてた気がした。
スッと、おばちゃんの手が俺の股間を撫ぜてきた。
少し硬くなりかけると、
「この元気、明日にとっとかんといかんのやろ?」
そんな冗談を言って、輪に戻っていった。

離れのベッドで横になってると、
「兄ちゃん、来たよ」
風呂あがりで、ブルーのロング丈ワンピースの寝間着一枚の姿だった。
覆いかぶさって抱きついてくると、唇を重ねてきた。
「好きな人いるんやろ?」
ユリはファーストキスだと言って同じようにキスをしてきて以来、ふたりきりになると抱きついてきた。
「カズは違うよ」
そう笑うと細い脚を絡めてきた。
この距離でユリと触れ合ったのは、二年ぶりだった。
叔父が東京に単身赴任してるときに、手術で入院した。
そして付き添いのため叔母とユリが上京してきた。
就職の際にも叔父には大変世話になっていたので、近いところに住んでた俺はなにかと叔母やユリを支援していた。
ユリは地元のときからよくなついてたので、たまにふらっと遊びに来てはメシを食って、一緒に風呂に入った。
すべすべの子供の肌に抱きつかれるのは好きだったが無邪気にくっついてくるユリに不覚にも勃起し、それを見られた。
それがどういうことなのか、ユリはちゃんと分かっていた。
そんな小さい秘密も中学生になって卒業したかと思ったが、ユリのマセガキっぷりは健在だった。
小学生のイトコにフェラチオをしてるところを見てしまった後では、ユリが何を考えてるのか想像に難くなかった。
「カズ、こっち来るぞ」
「まだおばちゃんとお風呂入ってるし、大丈夫だもん」
Tシャツごしに少しだけ成長した胸を押し付けてきた。
「兄ちゃん、なんか冷たくない?久しぶりなのに」
正直、このイトコとは距離を置くようにしてたが、そんなふうに言われると気持ちが揺らいだ。
ほんの少し、ユリを構って相手をした。

「タカ、いる?」
離れの入り口から声をかけられて、びっくりした。
ユリは寝間着を頭からかぶると、薄い夏布団に潜り込んだ。
俺もTシャツを来て、
「おるよ」
と返事すると、
「ちょっとだけ飲まない?」
と階段の軋む音がした。
湯上がりのおばちゃんがワインとグラスを持っていた。
おばちゃんが部屋に入ると、ユリが狸寝入りしてた。
「なに、ユリここに来てたの?ほら、下で寝んと」
おばちゃんの注意が寝ているユリに向いてる間に、俺は慌ててユリが脱ぎ捨てたショーツをベッドの下に蹴り入れた。
ユリの寝間着がめくれて、細くてスラっとした脚が剥き出しにになっていた。
生尻が見える前に、寝ているユリをお姫様抱っこして、
「下で寝かせてくる」
と、おばちゃんを残して離れの階段を降りた。
「びっくりしたね」
階段を降りるとユリがいたずらっぽく笑った。
「ちゃんとパンツ取りに来いよ」
「うん、わかった」
おやすみのキスをせがむ小悪魔を母屋へ返したあと、離れに戻った。

おばちゃんがガラステーブルにワイングラスを並べていた。
「ユリは?」
「疲れたから寝るって」
ベッドの下を覗かれたんじゃないかとドキドキしたが、そのままおばちゃんとボトル一本飲み干した。
ワインを飲みながらも、俺の首筋にキスマークを残すようなことをしたり、ペニスをパンツの上から弄ってきたりと、おばちゃんもいたずらしてきた。
パジャマの隙間から手を入れて、おばちゃんの乳首をコリコリと揉んだりすると、
「ダメやって、したくなる」
そういっておばちゃんは寄りかかってきた。
おばちゃんと何度もキスをした。
「ちょっとだけよ」
おばちゃんは俺の股間に顔を埋めると、ペニスを咥え込んだ。
ジュブジュブと音を立てて吸い込み、ペニスの裏側の敏感なところを舌で這いずった。
「おばちゃんのが一番いいわ」
おばちゃんは唇を亀頭に押しつけて、割れ目をチロチロと舌先で抉った。
「そんなことばっか言って。じゃ、もっとサービスせんと」
おばちゃんが嬉しそうに笑った。
「明日、彼女とデートなんやろ?」
マミコとのことは秘密にしてたので、違うというと、
「さっき聞いとったもん」
酔ったおばちゃんがパジャマのズボンを脱ぐと、下には何も履いてなかった。
ペニスに跨がり、割れ目に擦り合わせると、ヌルヌルになっていた。
「おばちゃん、履いてこんかったの?」
「待ってる間に脱いだの」
脱いだショーツをベッドの下に隠したと聞いて、冷や汗が噴き出した。
「もう、悪いことできんようにしてあげる」
おばちゃんは笑ってペニスを掴むと、自分の膣口に押し込んだ。
「あっ・・あっ・・・」
おばちゃんが小さい声で悶えると、重量感のある尻を何度も落としてきた。
何度もおばちゃんを抱いたこの部屋で、12年ぶりにギシギシとベッドを軋ませた。
よく見ると、おばちゃんの首筋にはっきりとキスマークが残っていた。
「ごめん、首に跡残っちゃった」
「んっ、大丈夫・・・カズには蚊に刺されたって言っといたから」

「また中でいっていい?」
「もう、お風呂入ってきたばっかやのに」
おばちゃんは離れると、自分の愛液でヌルヌルにあったペニスを咥えた。
「こっちやったら、ええよ」
汗だくでペニスを頬張り、別の生き物のような舌の動きに限界を迎えた。
「おばちゃん、もうイクわ」
「んっ!・・・」
おばちゃんが短く叫ぶと、口の中にドクンドクンと精液を流しこんだ。
唇の端から精液が溢れてて、ティッシュを渡すと、ゴクっと喉を鳴らした。
見せつけるように舌を出し、その上には微かに精液が残っていた。
「飲み込んだのは、初めてやわ・・・私かて、これぐらいはね」
そういうと、抱きついてきた、
おばちゃんにマミコとのことは言わなかったが、言葉の端々から意識してる感じがした。

まだイッてなかったおばちゃんの股に顔を埋めてると陰毛からボディソープの香りがした。
ぷくっと膨らんだクリトリスにキスをし、唇と舌で何度もイカせた。
シーツを握りしめて何度も腰が跳ねても、執拗に啄み続けた。
久しぶりのセックスだったせいか、おばちゃんの花ビラは厚く腫れ、剥き出しのクリトリスも大きく膨らんでいた。
ほんの少し夜明けを迎えた頃、おばちゃんはベッド下のショーツを履き、部屋を立ち去った。
ユリの置き土産は既に回収していたので難を逃れた。

後日談

「おばちゃんとセックスしたんやろ?」
ユリにそんなことを言われたのは、この後しばらくしてだった。
おばちゃんに請われて、何度か帰省した後だった。
結局、離婚はせずに別居という形をおばちゃんは選んだ。
連休に帰省した折に、遊びに来ていたユリを家まで車で送って行く時にそう言われた。
「だって、見とったし」
そう機嫌悪そうにいうユリに、否定もできなかった。
口止めには高く付き、ユリが大学を卒業した今も秘密と出費を負わされている。

「もうずっと、生理来とらんの」
50過ぎても生理が続いてたおばちゃんは、マミコのように一度もピルを飲んだりはせず、たびたびヒヤッとすることを言った。
暗に、逢いに来いというおばちゃんのメッセージだったのはわかっていた。
おばちゃんとは今でも年に数回逢っている。

Publicat de kilio9
8 ani în urmă
Comentarii
1
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gimgimgim
いいですね~~
こういうの大好きです。
続編待ってます。
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